岡山市内をお散歩
おじさんは7月の終わりに岡山で仕事があり出張しました。その際に岡山市内のホテルに宿泊し、朝の日課であるお散歩をしました。どこの町でもそうしているのですが、お城があればお城を目指してと。ここは岡山城があり、岡山駅前のホテルから歩いて20分~30分程度とお散歩するにもちょうどいい距離なので、岡山城を目指してお散歩に出発です。
岡山城
「令和の大改修」工事 22年11月リニューアルオープン予定
岡山駅前から桃太郎大通りを真っすぐ東に進み、シンフォニーホールを超えて岡山市民会館を過ぎたところに岡山城が見えてきました。いつもと様子が違うなと近づいたら「立ち入り禁止」に。
隣に看板があり、休館中のようです。「令和の大改修」工事ついての看板がありました。
どうやら2022年10月一杯まで工事を行い11月より、リニューアルオープンのようです。
岡山城について
日本100名城の一つです。
写真を見てお分かりの通り漆黒の姿が特徴的なお城で別名「烏城(うじょう)」と呼ばれています。
岡山3大河川の一つ旭川の中州に居を構え、川がお堀のようにお城を守っています。岡山城周辺は公園となっておりその公園の名前も「烏城公園」です。
岡山城は戦国武将・宇喜多秀家が築城した城です。宇喜多秀家は豊臣秀吉の家臣で五大老の一人でした。
また珍しい不等辺五角形をした三層六階建ての天守閣(望楼形天守閣)です。宇喜多秀家は関ケ原の戦いに西軍につき敗れた為、八丈島に流罪となりました。その後、小早川秀秋が城主となりますが、若くして亡くなり、その後慶長8年(1603)に池田忠継が城主になりました。その後、明治まで池田家が代々城主となります。
アクセス
駐車場もありますので、車での来園は可能です。
烏城公園駐車場 1時間300円 以降30分ごと100円
ですが、おじさんのおすすめは岡山駅前から路面電車に乗ってくることをおススメします。
全国でも路面電車がある都市は少なくなってきており、ここ岡山もその一つです。
路面電車は「東山」行きと「清輝橋」行きの2方面の路線があります。
岡山城に行くのには「東山」行きに乗って、岡山市街地を走行し、「城下」で降ります。そこから7分程度で岡山城に着きます。また、岡山後楽園にいくのもこの「城下」駅で降りていきます。約10分程度で後楽園に着きます。
その他、元気な人なら岡山駅から徒歩でも可能です。岡山駅から歩いても20~30分程度です。
岡山神社
岡山城へは公園名におはいる事すら許されないので、行くことをあきらめて、後楽園に向かいました。
途中、岡山神社がありました。こちらも「令和の大改修」中だそうです。
西暦860年の創建で1000年以上になります。
元々は岡山城本丸の地に鎮座していました。
岡山に入城した宇喜多直家が岡山城を築くにあたり、現在の社地に遷し岡山城の守護神として社領を寄附しています。
池田家の時代には場内鎮守として特別に崇敬されています。
岡山では大きな神社の一つで初詣や七五三の時はかなりにぎわいます。
おじさんの両親はここで結婚式を挙げています。だからおじさんのお宮参りはここ、岡山神社でした。と言っても赤ちゃんでしたので、全く覚えていませんが、写真だけ今でもあります。
年始の初詣、神前結婚式、お宮参り、七五三など岡山ではなじみのある神社です。
岡山後楽園
「星降る川辺の物語」
岡山城から石山公園を通り旭川沿いを歩いて鶴見橋へ。
鶴見橋の欄干には「星降る川辺の物語」と書いてあります。
何のことかと調べたら、7月20日から11月27日まで石山公園から鶴見橋と月見橋にかけてイルミネーションが点灯する
イベントがあるそうです。
ライトアップ灯146台。5つのゾーンに別けてそれぞれ異なるテーマを設定して「地上の天の川」へとお誘いします。
月によって店頭開始時間が違うようですが、どの月も22:00まで点灯しています。
おじさんは暑いので早朝を歩きましたが、日が暮れた夜も歩いてみたいですね。
後楽園入り口
鶴見橋を渡ってお土産屋を左に見ながら右に行くと後楽園の入り口に。
入園料はシニア140円、大人410円、高校生以下は無料です。
開園時間は冬季と夏季と違っています。
3月20日~9月30日 7:30~18:00
10月1日~3月19日 8:00~17:00
岡山後楽園とは
岡山後楽園は岡山藩主池田綱政が、家臣の津田永忠が貞享4年(1687)に着工し元禄13年(1700)に完成しました。江戸時代を代表する回遊式庭園です。日本3大庭園の一つに数えられています。(その他は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園)
名称は、岡山城の後ろにつくられた園という意味で、「御後園」と呼ばれていましたが、本園を作った動機が中国の書物にある「先憂後楽」の精神に基づいていると考え、「後楽園」と改めました。
東京都にも東京ドームがあるところが昔、後楽園と呼ばれていました。今の東京ドームシティも以前は「後楽園遊園地」と呼ばれていました。
そこは小石川後楽園で水戸藩主・黄門様で有名な水戸光圀が完成させています。名前の由来が同じ「先憂後楽」から来ています。
岡山県立博物館
岡山後楽園の入り口の対面に岡山県立博物館があります。
ただ、現在改修工事の為、休館中との事。もう2年ぐらい改修工事を行っています。
岡山のマンホール
後楽園を後にホテルに帰ります。仕事がありますからね。
その帰りにマンホールを見たら桃太郎の図柄がありました。その他、色のついたマンホールを見かけました。
また商店街には桃太郎電鉄のマンホールまで。やはり、岡山と言えば桃太郎ですからね。
岡山桃太郎まつり「うらじゃ」のマンホールも高島屋前の歩道でも見かけました。写真を撮ったはずでしたが…。
岡山の観光
岡山市内の文化施設
岡山に出張に来た時に散歩をしますが、今回回ったところは改修工事ばかりでした。残念。
旭川沿いはこの他に文化的な建物が数多くあります。
夢二郷土美術館、林原美術館、岡山市オリエント美術館、岡山県立美術館などは岡山城から徒歩15分圏内にあります。その他、岡山シンフォニーホール、ルネスホール、岡山県天神山文化プラザなどもあり、芸術的な文化財がたくさんある街です。
岡山城や後楽園だけでなく、そういった場所も訪れてみたいと思います。朝の散歩じゃない時に。
旅マップ
後楽園の入り口付近に上の看板がありました。岡山県の旅マップで観光地が書いてあります。
倉敷の美観地区
有名なのは倉敷の美観地区。ここは昔の街並みが保存されており、多くの観光客で賑わいます。
美観地区ではアイビースクエア、大原美術館などが有名です。
おじさんがおススメするのは、「桃太郎のからくり博物館」です。いろいろなからくり・仕組みが体験できるこじんまりとしたテーマパークです。桃太郎の言い伝えのお話などの解説もあり、暑い夏に涼みながら楽しめます。おじさんも数年前ですが、子供と一緒に行きました。
住所 | 岡山県倉敷市本町5-11 |
電話番号 | 086-423-2008 |
開園時間及び定休日 | 10:00~17:00 無休 |
料金 | 大人 600円 小学生から高校生まで 400円 幼児(5歳まで) 100円 ※障害者割引あり |
駐車場 | なし |
その他の観光地
史跡巡りでは、日本100名城の一つである高梁市の備中松山城、備前市の和気閑谷学校、桃太郎伝説のある吉備津神社と吉備津彦神社、総社市には日本3大稲荷の一つ最上稲荷、温泉は湯原温泉、湯郷温泉、奥津温泉、中国山地では蒜山高原などバラエティ豊かです。
岡山のお土産
岡山のお土産の定番は吉備団子やむらすずめなどが一般的ですが、おじさんは「大手まんぢゅう」をおススメします。こしあんを薄皮で巻いた饅頭ですが、甘すぎもせずかといって飽きさせないあの味が大好きです。かなりの確率でお土産にと購入します。おじさんちの子どもも喜んで食べてくれます。
(まんじゅうではなく、まんぢゅうです。)
とはいっても最近ではこちらも有名になってきました。駅のお土産売り場では夕方になると売り切れになることもあります。マスカットや桃もいいですが、やはり高価だし時期を選びます。この饅頭はどこに持って行っても喜ばれる一品です。
お土産にぜひ、いかがですか?
コメント