仙台城について
仙台城は日本100名城の一つです。別名青葉城といわれ、江戸時代、伊達62万石の居城でした。
標高約130mの小高い山にあり、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、その当時の将軍徳川家康の警戒を避けるために、 あえて天守閣は設けなかったといわれています。現在、城は消失し、石垣と再建された脇櫓が往時をしのばせます。
城跡一帯は青葉山公園となっています。本丸跡からは仙台市内や太平洋を一望できます。
仙台城址の概要
アクセス | JR仙台駅から: JR仙台駅西口バスターミナル16番のりば るーぷる仙台「仙台城跡」前下車すぐ(※バス停から本丸跡までは階段があります。) 地下鉄「青葉山駅」から: 仙台市営バス 八木山動物公園行、 または「八木山動物公園駅」から青葉台行き「仙台城跡南」下車。 詳細はこちら |
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見学等料金 | 青葉城資料展示館 個人:大人700円、中高生500円、小学生300円 団体(20名以上):大人630円 中高生450円 小学生270円 |
営業時間 | 入園自由 ※青葉城資料展示館は、 4月〜10月 9:00〜16:20(受付終了15:50)、 11月〜3月 9:00〜15:40(受付終了15:10) |
休業日 | 無 |
駐車場 | 普通自動車:あり(有料) 大型自動車:あり(有料) [大型バス]30台/2時間2,000円 以後1時間ごと1,000円 [普通車]150台/1時間500円 以後30分ごと200円(18時以降無料) |
飲食施設 | あり(青葉城資料展示館) |
青葉城恋唄
青葉城といえば、ドラマ「2年B組仙八先生」でも有名な、さとう宗幸さんの「青葉城恋歌」が思い出されます。我々世代には懐かしいですね。1978年(昭和53年)5月5日にさとう宗幸さんのメジャー・デビュー曲としてシングル発売され、同年6月1日にダークダックスもシングル発売しています。
仙台市、宮城県はもちろん、東北地方を代表するご当地ソングです。歌詞にある仙台の雅称「杜(もり)の都」を広めました。
仙台城の歴史
仙台城は初め千体城、後に千代城と称しました。鎌倉時代末期から室町時代中頃にかけて、島津氏が陸奥守として居城し、室町時代の末頃には国分荘の国人・国分氏が一時居城していたとも言い伝えられていますが、定かではありません。
豊臣氏の頃、後の初代仙台藩主伊達政宗が天正9年(1591年)以来、58万石を領して玉造郡岩出山城に居城がありました。その後、関ヶ原の戦い直後に居城を仙台に移し、慶長5年(1600年)12月に城の縄張り(なわばり)が行われ、翌年1月から普請に着手しました。工事は慶長7年(1602年)には一応の完成したとされています。
関ヶ原の戦い後も、徳川氏に敵対していた上杉氏との合戦に備え、砦(山城)が必要でした。これにより、守りやすく攻め難い山城を築くのにふさわしい丘陵地と、交通や城下町の発展が期待できる平野部をあわせ持った仙台(青葉山)の地が、城を築くのにふさわしい場所として選ばれたのだと考えられています。
仙台城本丸は、東側が広瀬川に臨む断崖であり、西側を「御裏林(おうらばやし)」と呼ばれる山林、南側を竜ノ口渓谷(たつのくちけいこく)が囲むという自然の地形を巧みに利用した「山城」でした。
政宗の死後、二代藩主忠宗(ただむね)は山麓部に二の丸を造営しました。二の丸が完成した寛永16年(1639年)以降は、幕末まで二の丸が藩政の中心となりました。
明治の廃藩置県以後、仙台城は明治政府の管轄となり、明治4年(1871年)には、二の丸に軍の施設が置かれましたが、明治15年(1882年)の火災によりその建物のほとんどが焼失しました。本丸にあった建物も、明治初年には取り壊されたといわれています。現在、二の丸は東北大学川内キャンパスに、三の丸は仙台市博物館にその姿を変えています。
仙台の見どころ
楽天生命パーク宮城
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスのホームグラウンド。
野球が好きな人にはたまらない場所です。おじさんも出張中に仙台駅前からわざわざここまで散歩に来て写真を撮りました。
イーグルスは星野監督時代の2013年に田中将大選手(マー君)をエースに、初のリーグ優勝と読売ジャイアンツを4勝3敗で下し、初の日本一に輝いています。
インフォメーション
アクセス方法 | 詳細 |
シャトルバス利用 | 仙台駅 ⇒ 楽天生命パーク宮城 乗り場 :仙台駅東口 臨時バス乗降場(タクシープール隣) 運行時間:試合開始2時間前より15分間隔で運行(試合開始30分後まで) 所用時間:約5分 料金 :大人100円 子供50円 楽天生命パーク宮城 ⇒ 仙台駅 乗り場 :楽天生命パーク宮城前 運行時間:8回裏開始~試合終了45分後まで随時運行 試合終了時刻が22:15を過ぎた場合、帰りのシャトルバスの最終便は 23:00発となります。 所用時間:約5分 料金 :大人100円 子供50円 |
電車利用 | JR仙台駅からスタジアムまで徒歩 約20分 JR仙石線 榴ヶ岡駅 あおば通駅からの所要時間 約3分 仙台駅からの所要時間 約1分 スタジアムまで徒歩 約7分 宮城野原駅 あおば通駅からの所要時間 約6分 仙台駅からの所要時間 約4分 スタジアムまで徒歩 約5分 JR仙台空港アクセス線 仙台空港駅から 仙台駅で上記仙石線へ乗り換えが必要 仙台駅までの所要時間約25分※最短17分 地下鉄東西線 薬師堂駅 仙台駅からの所要時間 約7分 スタジアムまで徒歩 約15分 |
自家用車利用 | 駐車場2か所 宮城野原公園総合運動場駐車場 楽天イーグルス応援パーキング第1 ※詳細は各ホームページへ |
高速バス利用 | ジェイアールバス東北 盛岡⇔仙台 片道大人3300円 こども1650円 古川⇔仙台 片道大人1020円 こども510円(現金) 片道大人890円 こども510円(ICカード) 会津若松⇔仙台 片道大人3100円 こども1550円 福島交通 須賀川・郡山⇔仙台 片道 郡山 大人2400円 こども1200円 片道 須賀川大人2600円 こども1300円 会津バス 会津若松⇔仙台 片道大人3100円 こども1550円 ※詳細は運行時間・料金など各ホームページを参照ください。 |
自転車・バイク利用 | 駐輪場(プロ野球公式戦開催時) 自転車やバイクにてご来場される方は、係員の指示に従って駐輪場をご利用ください。 |
試合日程や入場料金などは東北楽天ゴールデンイーグルスのホームページを参照ください。
楽天イーグルスホームページ
宮城県護国神社
明治37年(1904)に仙台城(青葉城)本丸城址に招魂社として創建されました。写真でもわかるように赤く輝く大きな神社で、明治維新以後の戦死・戦没者の御霊約56,000余柱を祀る神社です。本殿は、伊勢神宮から昭和30年に東北へ初めて下げ渡された貴重な建築物です。境内には、奉納された絵馬や、厄除けのひょうたん(息を吹き込んで蓋をすると災いをはらってくれる)が吊るされています。伊達政宗の陣羽織の形をしたオリジナル「勝守」などもあります。
秋保温泉
仙台の奥座敷として愛される「秋保(あきう)温泉」は、東北を代表する温泉地のひとつです。仙台市の中心からも近く、多くの観光客が訪れます。秋保温泉は名取川に沿って温泉宿が立ち並び、日本三大名瀑の「秋保大滝」や雄々しい奇岩が並ぶ峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」といった景勝地が魅力です。
アクセス
飛行機をご利用の場合 | 仙台空港よりタクシーで約50分 |
電車をご利用の場合 | 仙台駅よりタクシーで約40分 バスで約50分 愛宕駅よりタクシーで約10分 バスで約15分 |
自動車をご利用の場合 | 仙台南ICより約15分 仙台宮城ICより約15分 |
バスをご利用の場合 | 仙台駅より宮城交通・快速秋保線で約30分 仙台駅より宮城交通・秋保線で約50分 JR仙山線愛子駅より仙台市営バス・秋保温泉・二口方面線で約15分 仙台駅前よりタケヤ交通・秋保・川崎仙台西部ライナーで約40分 |
・宮城交通ホームページ
・仙台市営バスホームページ
・タケヤ交通ホームページ
最後に
仙台のグルメといえば、牛タンが定番。仙台駅構内には「牛タン通り」があり、6店舗あります。また、「すし通り」もあります。出張帰りのサラリーマンが寄っていくのにちょうどいい場所です。
仙台は大きな街ですので、国分町に行けば夜の遊びも十分楽しめます。
ぜひ一度、仙台市内で遊んでみるのはいかがでしょうか?
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