宮城県の第7段です。
これまで宮城県のポケモンマンホールを6回にわたり、31か所を紹介してきました。
今回は最後の4か所です。どれも宮城県応援ポケモンの「ラプラス」が中心に描かれており、地域によっては、ゆかりのポケモンなどとコラボしています。
今回は宮城県の南部4か所を回ってきました。
これまでのポケふた旅のブログは以下をご覧ください。
また、これまでの6回にわたる宮城県のポケふた旅のブログも以下に紹介します。
「チェリム ラプラス」大河原町
場所
〒989-1201 宮城県柴田郡大河原町町向121
大河原町の中心であるJR東北本線・大河原駅から白石川に向かって2分ほど歩いたところに尾形橋があります。
大河原駅から歩いていき、その尾形橋の手前を右に行ったところに、「白石川遊歩道マップ」の看板があり、その前にポケモンマンホールがあります。
ここの河原は桜の名所となっています。マンホールの図柄にラプラスとサクラポケモンのチェリムが満開の桜と描かれています。
一目千本桜
一目千本桜は、宮城県大河原町にある白石川堤に咲くソメイヨシノを中心とした桜並木です。下流の柴田町まで約8Km続いています。
大正12年と昭和2年に、大河原町出身の高山開治郎氏の寄贈により、1,200本の桜を植樹されました。
毎年4月上旬から中旬頃には、「一日千本桜おおかわら桜まつり」が開催され、県内外より毎年たくさんの観光客が訪れます。
平成2年、(公財)日本さくらの会より「さくら名所百選の地」に選ばれました。白石川沿いは遊歩道になっています。
桜の季節に遊歩道を歩きながら、桜見物はいかがですか?
ポケモンマンホールの図柄はこの名所の桜が描かれています。
一目千本桜の見ごろは通常4月上旬から中旬です。ですが、今年(2023年)は3月下旬には咲き始めていましたね。
詳細は以下のホームページを参照ください。
尾形安平
尾形安平は、明治時代に宮城県大河原町に尾形新田を開拓した人物です。
その石碑が尾形橋の手前に建っています。
尾形安平は、白石川に橋を架設し、対岸(本町)を通っていた東北国道を今の尾形町に移しました。また、地元の協力を説いて回り、駅敷地と道路を寄付するなどして、明治20年の鉄道開通を迎えることができました。
尾形安平の尽力により、今の大河原町を作ったといえるでしょう。
詳細は以下のホームページを参照ください。
「ラティアス ラプラス」角田市
場所
〒981-1504 宮城県角田市枝野北島81-1 道の駅かくだ内
角田市の中心である道の駅かくだ内の直売所と公衆トイレの間ぐらいにポケモンマンホールがあります。角田市は、市内にあるJAXAの研究施設でロケットエンジンの開発を行っており、宇宙のまちとしても有名です。
ポケモンマンホールの図柄は、ラティアスとラプラスが宇宙を遊泳しているイメージとなっています。
道の駅かくだ
道の駅かくだは、宮城県角田市にある道の駅です。
2019年にオープンし、直売所やカフェなどが併設されています。
また、100万人の交流を目指す賑わいの拠点施設として、地元住民と市外から訪れる人の交流拠点として人気を集めています。
道の駅かくだは角田中央公園と隣接しています。ここはスポーツ施設が充実しており、野球場、陸上競技場、温水プール、テニスコート、スポーツ交流館、交通公園(どんぐりぱーく)などがあります。
この一角は「かくだスポーツビレッジ」として角田市のスポーツ交流の拠点となっています。
詳細は以下のホームページを参照ください。
「フラベベ ラプラス」柴田町
場所
〒989-1601 宮城県柴田郡柴田町船岡中央1丁目1−1
JR東北本線・船岡駅南口の駅前にロータリーにポケモンマンホールがあります。
1年を通じて花を楽しめる「花のまち柴田」。春は大河原町から続く「白石川提一目千本桜」が咲きほこり、夏は「紫陽花」、秋は「菊」、冬は「光の花」イルミネーションが彩ります。それにあやかり、いちりんポケモンのフラベベがマンホールの図柄に描かれています。
花のまち柴田
四季折々の花が咲く美しい町で、桜や紫陽花、曼珠沙華(マンジュシャゲ・通称ヒガンバナ(彼岸花))や菊などが見どころです。特に、船岡城址公園や白石川堤は日本さくら名所100選に選ばれています。
花のまち柴田には、オープンガーデンやコミュニティガーデンなどの花のイベントも多く開催されています。
船岡駅前にも「船岡まち歩きマップ」があり、船岡城址公園や白石川沿いのコースが紹介されています。
詳細は以下のホームページを参照ください。
「ニャスパー ニャース ラプラス」丸森町
〒981-2164 宮城県伊具郡丸森町町東77−1
丸森町の中心街にある交差点の公園内にポケモンマンホールがあります。交差点には、旧仙台銀行丸森支店、旧丸森郵便局、寺角商店があります。
丸森町ではかつて養蚕が盛んに行われており、蚕をネズミから守るために、多くの農家がネズミの天敵である猫を飼っていました。
マンホールの図柄にはそれにちなんでネコ系のポケモン、ニャースとニャスパーがラプラスと一緒に描かれています。
丸森町について
丸森町は、かつて日本における蚕繭産業の中心地の一つでした。現在でも5軒の養蚕農家が活動しています。
養蚕は、お蚕さまを育てて繭を作り、絹糸に加工する技術です。丸森町では、養蚕の文化を伝えるために、まるもりふるさと館で企画展「丸森町の養蚕」を開催しています。また、丸森町には、「猫碑」と呼ばれる石碑が多くあります。猫碑は、養蚕農家がお蚕さまの害虫であるネズミを退治してくれる猫に感謝して建てたものです。
詳細は以下のホームページを参照ください。
養蚕の歴史
中国に始まり日本には弥生時代に伝わったとされます。
日本では、7世紀から8世紀にかけて養蚕が広まりました。
養蚕は、桑の葉を食べる蚕の幼虫を育てて、繭玉から絹糸を作る工程です。日本の伝統工芸や文化に大きな影響を与えました。
日本で最初に養蚕が広まった地域は、丸森町を中心とする南東北、北関東、甲信地方などです。
江戸時代には、特に福島県、群馬県、長野県が養蚕の産地として有名でした。
養蚕は、日本の貿易や経済にも大きく貢献しました。群馬県には、日本初の近代化された工場である富岡製糸場を設立しています。
詳細は以下のホームページを参照ください。
最後に
宮城県のポケモンマンホールはこれで35か所全て回ってきました。宮城県の全市町村に1か所ずつあるので、数回に分けて回りましたが、大変でした。1日で回れる人、いるのでしょうか?
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